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小さい頃、ツクシがひょこっと出ているのを見かけると嬉しくて摘んだものです。タンポポの綿毛を飛ばしたり、ツユクサで色水をつくったりと、野草は身近にあったんですね。今回はそのツクシが素となるスギナと、タンポポ、ツユクサをご紹介します。

【スギナ】
生命力旺盛で、その繁殖力は除草剤が効かないくらい強いものがあります。スギナの特徴は、正葉に3〜16%も含まれている珪酸です。珪酸は肝臓の働きを防げる水素イオンを排出させる作用があり、おかげで細胞の隅々まで酸素が行き渡ります。
また、水分代謝を良好にする働きもあり、肝臓病や膀胱炎予防の働きをするほか、コレステロールや血中脂肪を溶かしてくれます。他にもかゆみを抑制する天然のステロイドも多く含まれており、カルシウムはほうれん草の約155倍もあるなど、スギナに含まれている有効成分はキリがありません。

スギナ
【タンポポ】
根、茎、葉に薬効があり、漢方では蒲公英(ホコウエイ)といいます。鉄分やカリウムが豊富に含まれるほか、苦味成分で薬用作用を持つタラキサステロール、ホモタラキステロール、パラオキシフェニール酢酸などの成分も含まれます。主な効能としては、健胃、消化促進、利尿、抗炎症、抗菌作用などによる胃腸病、胆石、リウマチ、咽頭炎などの予防と改善、便通、母乳促進などが期待されます。

タンポポ.jpg
【ツユクサ】
ツユクサは古くはツキクサと呼ばれ、青い花の色素を布につけて染める「着草」の意味でした。。中国や日本の民間薬として知られ、含有される成分には、ミネラルをはじめ、タンニンやフラボンといったものがあります。利用する際は、入浴剤やうがい薬といった形で使われています。この場合、湿疹やかぶれ、あせもなどに入浴剤として利用されます。また、うがい薬では扁桃炎などが適応症となります。
また、解熱の作用があり、心臓病改善、腎臓病改善、下痢改善、神経痛改善、むくみ解消、利尿改善などの効果があるとされています。

ツユクサ.jpg
2012年12月21日 11:17