前回は春の野草をご紹介しましたので、今日は夏のオススメ野草をご紹介いたします。
【ドクダミ】
「毒を矯める」ところから命名されているので、体内の毒素排泄に大きな効果を発揮する日本代表ハーブです。葉にはデカノイルアセトアルデヒトと呼ばれる成分があり、ブドウ球菌に対する抗菌作用が抗生物質の4倍と言われております。アトピーや虫刺されに最適で、皮膚細胞の増殖作用のあるクロロフィルが含まれておあり、傷口に塗ればキレイに治るほどです。便通や利尿作用にも効果的で、昔から毒に効くとされているのもこのためでしょう。
【オオバコ】
ビタミンとミネラルが豊富でお茶などにして飲んでも美味しいです。老廃物を分解して血液をサラサラにしてくれ、粘膜を増強する働きがあるので胃がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療にも効果的です。子宮筋腫や体のむくみ、便秘にもいいとされています。種にはプランテノール酸が含まれていて、有機酸成分が呼吸中枢に働きかけることによって咳が止まります。それにより、気管支の粘膜や消化液の分泌が増強されます。
昔から知っている野草でも、知らないことが多くてびっくりしますね。まだまだ勉強していかなくては…
2012年12月07日 15:47